本日は自律神経失調症について解説していきます。
私は整骨院に勤めていた際に自律神経失調症・うつ病・パニック障害の方などを施術してきました。
総施術人数は1000人以上
そんな私の経験をもとに自律神経失調症の方のメカニズムについて解説していきます。
- ①自律神経失調症の原因について
- ②自律神経失調症の症状について
- ③自律神経失調症の改善方法
①自律神経失調症とは
自律神経失調症の症状としては大きく分けて2つあります。
症状は主に心と体に症状が起こってきます。
原因に関しては人によって大きな違いがありますが、ストレス・過労・肉体的疲労など体や心に大きな負担がかかった時や長時間負担がかかり続けている時になることが多いです。
自律神経失調症はこの症状があれば自律神経失調症といったものがなく体の不調で病院などにいきそこで臓器や脳などに異常がないのに症状が出ていることで診断されることが多いです。
自律神経は交感神経・副交感神経にわかれます。自律神経失調症の方に良く言われるのが自律神経を整える行動をしましょう。と言われますが私は正直あまり効果がないと思っています。
自律神経を整える行動で治るほど簡単な病気ではないからです。これは治らないと言っているのではなく原因は他にある。と考えているからです。もちろん自律神経を整えるような生活習慣に関して悪いと言っているわけではありません。
そしてもし自律神経が乱れやすい行動をしている人はこの世の中に多くいます。夜勤や夜型の人は必ずしも自律神経失調症になっているわけではありませんよね?
自律神経の原因について例をあげます。
会社の上司のストレスを抱えたAさんがいたとします。
毎日のように怒られたり厳しいノルマや周りと比べられたりとストレスがかかります。下の図を見てください
体と心は密接に関係しています。
今回の場合は上司のストレスで心がいっぱいになってしまった状態です。
心がいっぱいになると次どうなるかと言うと
心だけでなく体にも症状が出てくると言うメカニズムです。
これが自律神経失調症の状態です。
そしてこうなってくると体がしんどい→心に負担がかかる→体がしんどくなると負のループに陥ってしまい抜け出せなくなってしまいます。
これが自律神経失調症のメカニズムだと考えます。
②自律神経失調症の症状
次に症状ですがこれも人によってかなり違います。
肩こり・首の痛み・首こり・倦怠感・不眠・めまい・ふらつき・耳鳴り・耳詰まり・息苦しさ・喉詰まり感・動機・不安感・のぼせ感などがあります。
個人差がかなりあり、不眠だけの方もいれば全て当てはまると言う方もいます。
これだけの症状があっても基本的に内臓や脳などの器官には異常がない。と言うのも自律神経失調症の大きな特徴です。
そして原因がわからないという不安もありその症状は悪化してしまう傾向にあり、病院で薬をもらって良くなる方もいますがそれでも良くならないというかもいらっしゃいます。
自律神経失調症は風邪のようにこれをすれば良くなる、この薬を飲めば良くなるという単純なものではないのです。
ではどうやって改善していくのでしょうか?
③自律神経失調症の改善方法
自律神経失調症で悩まれている方をこれまで見てきましたが、どこに行ってもなかなか良くならなくて不安だと言われる方が多いです。
ではなぜ治りにくいのか?
これが一番治りにくい原因だと思います。
なぜその症状が起きているのか?と言うこと一つに関しても本人はわからず薬を飲んだり休んだりすることしかできません。
もちろんこれで治る方もいますが、私のところに来られる患者様はほとんどがそれは全て実行しているのに治らない。
と言う方が多いです。
ではどうすれば改善するのか?
私の考えはまず心と体どちらもしんどくなってしまって負のループに陥ってしまっている状態を体の症状を取り除いていこうという方法で改善していきます。
では症状をどうやって改善していくかと言うと、多くの症状の原因は首にあります。
そして私が施術した患者さんのほとんどの方が症状改善が見られます。
また原因が今までわからなかったが原因が首と言うことになれば自宅でのセルフケアや自分でできることもある。
と言うことで改善が見られる方が多いです。
首と言っても症状によって首の筋肉は微妙に違うので一概にこの筋肉をストレッチしなさい。などとは言い切ることはできませんが、首の筋肉でほとんどの症状が改善します。
今現在も自律神経失調症の治療は行なっております。
大阪であればご自宅まで訪問して施術を行なっていますのでもしどうしようもなく困っているという方であればぜひ一度ご相談ください。
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