2024年開始の新NISAを調べてみた

株式投資

こんにちは株パパです。

本日はタイトルの通り2024年から新しくなる新NISAについてわかりやすく開設していこうと思います。

2022年7月19日現在

NISA口座は積立NISA口座か一般NISAどちらかを選び11口座までしか開設できません。

証券口座を持っていればNISA口座の申し込みをする事で開設することができます。

私は一般NISAを利用しています。

証券口座を開設したらまず、NISA口座は開設しましょう。

株の譲渡益や配当には税金(20.315%)がかかるが、NISAを活用することで非課税にできるからです。

非課税枠を上手に使うことで節税になり投資金額が年間100万円前後の方には特におすすめです。

2023年までの一般NISA

20141月にスタートした、少額から投資を行うための方の非課税制度です。

新規投資額は毎年120万円まで

未使用分があっても翌年に繰り越しはできない。

非課税で保有できる投資総額の最大は600万円。

非課税対象は株式、投資信託、ETFからの配当金・分配金・譲渡益が非課税になります。

例えば120万円で株を買ってその株の配当金が5年間非課税になる。

また120万円の株が150万円になり売却した場合の利益の30万円が非課税になる。

※通常は20.315%の課税がある。(30万円だと約6万円)

これがNISAを使う大きなメリットです。

非課税期間は最長5年間。(ロールオーバーにより期間延長が可能)

ロールオーバーとは簡単に言えば今NISAで持っている株式や投資信託を5年後にもう一度手続きを行い、NISA口座で運用する制度のこと。

ただし、その年の非課税枠を使用するため例えば時価総額60万円の株式を保有していた場合、ロールオーバーした翌年のNISA口座の新規投資額は120万円-60万円=60万円となります。

120万を超えてのロールオーバーも可能。ただしその年のNISA枠を全て使い切る。

NISAは基本的に短期売買には向いていない。

理由は短期売買はNISA枠がすぐになくなり非課税のメリットをあまり活かすことができないから、また特定口座と損益通算ができない。

例えばNISA30万円マイナス。特定口座で30万円の利益となった場合

両方特定口座の場合であれば損益は0で税金はかからないがNISA口座を利用している場合は特定口座の30万円に課税されてしまうと言うことになる。

自分で書きながら複雑だと思ってしまう。

この制度が2024年から変わります。

2023年までの積立NISA

非課税投資枠で年間40万円が上限

年間40万円の未使用分も翌年に繰り越しできない。

非課税投資枠は20年間で最大800万円。
投資対象商品 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託。

主にインデックス型の投資信託が多く、購入手数料も無料で信託報酬も良心的な商品が多い。

私の投資している

SBIV全米インデックスファンド
SBIVS&P500インデックスファンド
SBIV全世界株式インデックスファンド

なども対象商品になっております。(※銘柄推奨しているわけではないので注意)

投資対象商品について詳しくは

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/26.pdf

引用 金融庁HPより

積立NISAは長期投資に特化したNISAとなっており、投資信託の毎月一定購入などがおすすめです。

デメリットは投資できる商品が限られているということです。
積立NISAで買える商品は先ほど説明した長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託。
となっていて、投資対象商品が一般NISAに比べかなり少ないというデメリットがあります。

2023年までのNISAまとめ

一般NISA

積立NISA

年間投資可能額

120万円

40万円

非課税期間

最大5年間

最大20年間

最大投資金額

600万円

800万円

ロールオーバー

×

投資可能商品

株式(国内・海外)ETF・投資信託

金融庁指定の投資信託

ざっくりこんな感じです。

一般NISAは投資できる商品が多く、また1年間でどう可能な金額が多いのが特徴

株式やETFなどの取引が多い方におすすめ

個別株はボラティリティが高く値上がり益を狙う事も可能

積立NISAは投資できる商品が少ない一方で、長期にわたり非課税期間があり、最大投資金額も一般NISAよりも多いのが特徴です。

投資信託で長期のインデックス投資をしたい方におすすめ。

個別銘柄よりはボラティリティが低いのも安心できるポイントかも知れません。

個人的には個別株やETFにも投資をしており、わりと好きなため現在は一般NISAを選択している。

では2024年からはどうなるのか?

2024年からの新NISAとは

まず積立NISAの変更点は1点のみ

制度期限を5年間延長すると言うものです。

今積立NISAを行なっている人は特に関係ありません。

そしてここからが超重要新NISAです。

新NISAは一般NISAが新しくなるということです。

まず今までとは異なり2階建の仕組みになります。

どういうことかというと

1階

2階

非課税期間

5年間

5年間

投資可能金額

年間20万円

年間102万円

投資可能商品

現在の積立NISAと同じ※1

現在の一般NISAと同じ

ロールオーバー

1 制度上はETFも対象商品、私の使っているSBI証券ではETFの買付は1階部分ではできないみたいです。

年間投資金額が122万円と2万円増えたものの今までNISAで株式やETFのみを買っていた人には120万円から102万円になってしまう事になります。

どうせなら1階を積立NISAの非課税期間20年にしてくれたらおそらく最高の制度だったでしょう。

私は一般NISAで既に投資信託を購入しているため一階の20万円の範囲内で投資信託を買い続けようと思っています。

しかしながら1階は何のために作ったのか私にはわかりません。(NISAを考えた方ごめんなさい)

なぜなら、今まで120万円で投資信託、個別株、ETFが買付できたがそれが新NISAでは個別株の買える枠が102万円に減ってしまうからです。

まとめ
NISAがおすすめの人は

個別株・ETF・投資信託の取引をNISAで行いたい

積立NISAほどじゃないけど投資信託も少し買いたい

積立NISAがおすすめの人は

投資信託のみでインデックス投資をコツコツ行なっていきたい

 

NISAは制度が変わりNISAで個別株だけを買っていた人は使える枠が減ってしまうということになります。

一方投資信託を始めたいと思っていた方には朗報かも知れません。

今回の記事は以上になります。

いかがだったでしょうか?

いろいろと書きましたが結局のところ投資を行うならNISAは活用すべきですし、素晴らしい制度だと思います。

みなさんも非課税で株や投資信託などを運用し資産を増やしていきましょう。

それでは!!

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