下がりまくっている株 3563FOOD&LIFE COMPANIES(スシロー)

株式投資

こんにちは株パパです。

本日は今年に入り、売られまくっている株を紹介したいと思います。

その株とは

証券コード3563 FOOD&LIFE COMPANIES (スシロー)です

みなさんもご存知かと思いますが、あの回転寿司大手のスシローを経営している企業です。

安くて美味しいお寿司が手軽に食べられるので私もよく利用しています。

そんなスシローが売られまくっている理由を解説していきます。

この記事を読めば何故スシローが売られているのか、どこの辺りで買えばいいのかがわかるようになるので是非最後までご覧ください。

それではよろしくお願いします。

スシローの業績

2018年〜今季まで

(単位:100万円)

決算期

売上高

営業益

経常益

最終益

修正1株益

1株配

発表日

2018.09

174,883

11,718

11,508

7,991

69.2

85

2018-11-08

2019.09

199,088

14,546

14,363

9,959

85.8

90

2019-11-08

2020.09

204,957

12,061

10,536

6,457

55.6

15

2020-11-06

2021.09

240,804

22,901

21,584

13,185

113.6

22.5

2021-11-05

予想   2022.09

280,000

8,500

6,000

3,000

25.9

22.5

2022-08-0

売上自体は年々右肩上がりの成長をしていますが、今期予想は利益が大きくマイナスになっています。

スシローのこれまでの下方修正

(単位:100万円)

売上

営業利益

経常利益

当期純利益

通期予想(始め)

310000

21000

19000

12000

通期予想(前回まで)

295000

16000

14000

8700

今回修正後

280000

8500

6000

3000

理由としては決算短信には物価高と円安と書かれています。

売上に関しては変わらないものの、営業利益も当初予想の半分以下、そして純利益予想に関しては4分の1になっています。

これはよくありませんね。

売られるのも納得です。

月次も公表されており7月は既存店売上、客単価が低下しています。

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引用:FOOD&LIFE COMPANIESホームページより

来月や再来月の動向が気になるところです。

スシローの株価が下落している原因

一番は業績の低下です。

ではなぜ業績が低迷しているのか。

円安
物価高
広告の虚偽

円安に関しては日米の金利差が意識され一時1ドル139円まで上昇するなど極端な円安が続いておりスシローのように海外からの輸入して販売する企業にとってはかなり痛手です。

物価高に関しては

世界的な金融緩和で需要が増えたこと。
また中国のロックダウンによる供給不足
ウクライナ侵攻による物価高

一方でインフレを抑えようと世界的に政策金利の引き上げを行いインフレを退治しようとしています。(日本以外)

仮にインフレが収まったとしても今後は世界的に景気後退期に入る可能性もあり先行きが不透明な状況です。

スシローは虚偽の広告をし消費者の信頼を裏切ってしまいました。

これの代償は大きく信頼回復には時間がかかると思います。

この3点が業績が低迷している原因だと考えられます。

そして、円安・物価高に関しては価格転嫁ができるかが今後のスシローの業績に大きく関わってくると思います。

スシローの株価指数

スシローの株価指数

PER90

ここ最近は30倍〜40倍だったのですが今回の下方修正を受けてPERが跳ね上がりました。

PERは上場来最高値を更新しました。笑

はっきり言って高すぎます。

PBR4.09

配当利回り0.96%

もともと配当利回りは低いので下落しているからと言って配当利回りに旨味が出てくるということもありません。

スシローは株主優待制度を導入しています。

スシローは3月と9月の年2回株主優待があります。

優待内容はスシローなどで使えるお食事券が貰えるというものです。

100株以上保有

1100円相当の優待割引券

200株以上保有

1650円相当の優待割引券

400株以上保有

2200円相当の優待割引券

800株以上保有

4400円相当の優待割引券

2000株以上保有

11000円相当の優待割引券

このように株主優待があり、100株の場合は現状で優待利回りが0.94%となっています。

スシローやその他グループ店舗で利用可能です。

優待利回りはそこまで高くありませんがスシローによく行く人は安くなったタイミングで購入し、配当・株主優待・キャピタルゲイン全てを狙える可能性もあります。

スシローの週足チャートはこちら

IMG_0683.jpeg

引用:トレーディングビューより

一時は5420円まで上昇しましたがその後は下落トレンドでついにはコロナ前の水準を割りさらに下落中。

先週は出来高が急上昇し出尽くしなのか金曜日は若干上がりましたが下落トレンドは継続中です。

一方で出来高は急上昇しており、もしかすると底値は近いのかもしれません。

スシローの今後の株価予想

スシローの今後の予想を個人的にしてみます。

正直今後の株価なんて誰にも分かりません。

参考程度にお読みください。

私は株価に関しては2000円付近まで下がれば買い時だと思います。

今この状況で買いではない理由は

先週の出来高は多く底値は近い可能性はあるが、まだ下がる可能性があるから。
PERが90倍と超割高である

しかしながら業績は回復すると思っています。

理由は

売り上げは下がっていない。
価格転嫁ができるから。
物価高や円安はいつかは落ち着く

売り上げは下がっておらず、物価高や円安が落ち着いてくれば利益に関しても落ち着けば元に戻るはずです。

しかしながら事業拡大により販管費は増加しており、これ以上の客数の減少は経営を大きく圧迫することになるでしょう。

価格転嫁がしやすいというのは

例えば1貫あたりの値段を上げることもできれば、2貫で100円だったものを1貫で100円で出すなどがやりやすいことにあります。

しかし、今この状況でそれを行うとさらに客離れが深刻になってしまうのでおそらく今年の冬もしくは来年ごろに行う可能性があります。

よってどこまで業績が下がるかはわかりませんが、必ず回復はすると思っています。

本日の記事は以上になります。

投資は自己責任、自己判断で行いましょう。

銘柄推奨をしているわけではありません。

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