2644 グローバルX 半導体関連-日本株式ETFの構成銘柄や信託報酬を解説

株式投資

こんにちは、本日はグローバルX半導体関連-日本株式ETFの紹介をしていきます。

ここ最近AIブームで半導体銘柄が急騰しています。

しかしながらこんな人もいるのではないでしょうか?

  • 半導体といってもよくわからないしどんな銘柄を買っていいのかわからない。
  • 半導体関連株は値嵩株(1株10000円以上)が多く手を出せない。

僕もこんな感じでした。

このETFに関しては1株から購入できなおかつ1万円以下で気軽に投資ができるのもいいですね。

これは実際に私も買っていますが投資はしっかりと調べて自己責任自己判断で行なってください

グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFとは??

グローバルX半導体関連-日本株式ETF

ファンドの詳しい内容が見たい方はこちら

ファンド概要

半導体関連事業(半導体の製造や加工、製造装置、素材など)を行う日本企業への投資を目指します。

と書かれています。

どんな企業に投資を行っているのかというと

主に半導体の製造・流通及び半導体装置に関連する産業の売り上げ比率が50%以上の企業を中心に銘柄を選定。

構成銘柄が30銘柄を下回る場合は半導体の製造・流通及び半導体製造装置に関連する産業の売り上げ比率が25%以上50%未満の企業及び独自の業種分類により半導体関連の周辺産業に分類された企業。

要は基本的には50%以上の企業から選びますけど、30社なかったら25%以上に枠を広げて組み入れますよということですね。
さらに時価総額300億円以上の条件もあるようです。

各銘柄時価総額加重により構成比率が決まります。1銘柄あたり最大10%

時価総額加重とは100億円でA社・B社・C社でETFを作る時、時価総額がA社50億・B社30億・C社20億だった場合は

A社に50億円・B社に30億円・C社に20億円

このように時価総額が大きい企業に多く投資することになります。このETFの場合は最大でも10%なので3銘柄だと分かりにくいかもしれませんが。

先ほども書きましたがこの銘柄は基本的には30銘柄以上で尚且つ1銘柄あたり最大の構成比率10%までと決められており、1銘柄に偏って指数が動くということはなさそうです。

そして1月の末と7月末の年2回、指数構成銘柄及び構成銘柄の見直しも行われるので比率が大きくなり過ぎた銘柄などを定期的にリバランスを行なってくれます。

それでは気になる構成銘柄について見ていきましょう。

グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFの構成銘柄

2024年1月末時点でこのようになっていて組み入れ銘柄上位には

アドバンテスト・SCREEN・レーザーテック・ディスコ・東京エレクトロンなど半導体株を代表する日本の企業がずらり。

これ全てに1人で投資するのは大変ですよね。。

僕自身も下の方の銘柄はほとんど知りません。。。

今度は7月末に銘柄の入れ替えや調整が行われますね。

30銘柄〜40銘柄を目標とも書かれているので30以上40以下って感じですかね。

続いて信託報酬を見ていきましょう

グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFの信託報酬

信託報酬と書きましたが、ホームページには運用管理費と書かれていました。

運用管理費は0.649%との記載がありました。

個人的には安くはないけど半導体銘柄に分散投資できてリバランスも行なってくれるならまぁまぁという感じです。

人によっては高いなと感じる方もいるかもしれません。

高いのか安いのかわからないという方に

グローバルX半導体ETFの信託報酬は0.4125%

米国の半導体ETFの方が安いのはなぜでしょうかね。

よく目にする1570日経レバレッジの信託報酬は0.88

レバレッジがかかっているのでやや割高なのかな??

そして次は2559MAXIS全世界株式ETFの信託報酬は0.0858%

やっぱりこれは素晴らしすぎる安さ

話がそれましたが信託報酬についてはそこまで安くはないけど自分でポートフォリオを組むのはめんどくさいとか、半導体にまとめて投資をしたいという方にはいいのではないかなと思います。

高すぎるということもないですしね。

グローバルX半導体関連-日本株式ETFの分配金やパフォーマンス

分配金は年2回4月と10月にありますが、この分配金は利回りでいうと1%以下なので分配金目的の投資には向きません。

逆に言えば株価が高いから利回りが低くなっているとも言えこれからの更なる株価の上昇には期待したいですね。

直近のパフォーマンス(2024年1月末時点)は上の図にも買いてありますが

  • 1ヶ月 +9.78%
  • 1年 +85.77%
  • 設定来72.56%

と脅威のパフォーマンス。

これだけ上昇しているにも関わらずまだまだAIはこれからどんどん需要が上がっていきそうでそれによって必要となる半導体の需要もまだまだ可能性を秘めていると思います。

グローバルX半導体関連-日本株式ETFのリスク

リスクとしては今はAIブームにわいておりどんどん上昇しているが基本的にはこの半導体銘柄は全体的にPERが高く割高なことが多い。
そして半導体に集中投資しているということは半導体の需要が減るようなことがあれば、この指数も一気に下がる可能性がある。
円建てのETFではありますが円高になれば海外に輸出している企業は利益が減ることにより株価が低迷することもある
半導体の生産には複雑なサプライチェーンが関与しています。部品供給の遅れや中断、地理的なリスク(例:自然災害や地政学的緊張)によって生産能力やコストが影響を受ける可能性があります。
半導体産業は政府の規制や法律の変更にも影響を受けます。特に、国際的な貿易摩擦や制裁が業界全体に影響を与える可能性があります。

 

まとめ

グローバルX半導体関連-日本株式ETFの組入銘柄の選定条件や特徴は??
  • 時価総額300億円以上
  • 構成銘柄数は30社以上40社未満
  • 日本株で半導体の製造・流通及び半導体装置に関連する産業の売り上げ比率が50%以上の企業(30社ない場合は売り上げ比率が25%以上の企業を選定)
  • 時価総額加重によって組入比率が決定(1銘柄あたり最大10%)
  • 1月と7月にリバランスを行う

分配金やパフォーマンスは?

分配金は1口当たり

  • 2022年4月:17円
  • 2022年10月:10円
  • 2023年4月:19円
  • 2023年10月:7円

過去の推移なので参考程度に

続いてパフォーマンスに関しては

  • 1ヶ月 +9.78%
  • 1年 +85.77%
  • 設定来72.56%

ものすごいパフォーマンスです。

最後に半導体のリスクについてです。

  1. リスクとしては今はAIブームにわいておりどんどん上昇しているが基本的にはこの半導体銘柄は全体的にPERが高く割高なことが多い。
  2. そして半導体に集中投資しているということは半導体の需要が減るようなことがあれば、この指数も一気に下がる可能性がある。
  3. 円建てのETFではありますが円高になれば海外に輸出している企業は利益が減ることにより株価が低迷することもある
  4. 半導体の生産には複雑なサプライチェーンが関与しています。部品供給の遅れや中断、地理的なリスク(例:自然災害や地政学的緊張)によって生産能力やコストが影響を受ける可能性があります。
  5. 半導体産業は政府の規制や法律の変更にも影響を受けます。特に、国際的な貿易摩擦や制裁が業界全体に影響を与える可能性があります。

以上参考になれば嬉しいです。

投資は自己責任自己判断でお願いします。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

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