全世界株式と米国株(SBIV全米インデックスファンド)のどちらに投資をするべきか

株式投資

こんにちは株パパです。

本日は投資信託やETFで全世界株か米国株のどちらに投資をするのがいいのかについて解説していきます。

米国株か全世界株どちらか迷っている方はこの記事を参考にしていただければと思います。

結論を言えばどちらも優良な投資先ではあるが30年40年後の未来なんて誰にもわからないので全世界がおすすめ

それではよろしくお願いします。

投資信託とETFについては下記の記事が参考になりますのでよければ合わせてお読みください。

米国株(SBIV全米インデックスファンド)について

このファンドは米国ETFVTI(全米株式インデックスファンド)の投資信託バージョンだと思っていただければいいです。

VTIは米国の中小を含めた4000銘柄に分散投資がされているETFです。

SBIV全米インデックスファンドの信託報酬は年0.0938%と投資信託の中ではかなり安くなおかつVTIに投資をしているので値動きもそれに近い動きになっています。

組入上位銘柄

2022年6月30日時点での組入上位銘柄

Apple5.66%Microsoft5.14%・アルファベット3.32%Amazon2.45%・テスラ1.49%

とこの5つだけで約18%もあります。

つまり4000銘柄といっても時価総額の高い企業の割合が多いのです。

そしてハイテク銘柄が多く目立ちますね。

さすがアメリカといったところでしょうか。

組入上位業種は

情報技術25.64%
ヘルスケア14.96%
金融11.55%
一般消費財・サービス10.53%
資本財・サービス8.99%
となっており組入上位銘柄からも分かるように情報技術が大きく占めています。

アメリカ経済について

アメリカは今はインフレに苦しめられているものの経済成長は他のどの国よりもすごいスピードで進化を遂げてきました。

今後も新たなイノベーションが起き成長し続けると感じています。

全米株式のメリット

米国はリーマンショックやコロナショックなどの大きな株価の暴落があってもその後は高値をブレイクし続けています。

今もインフレによる利上げなどで株価を落としていますが逆にいえばチャンスなのかもしれません。

またアメリカは世界の中心的存在でありこれからもしばらくはその構図が続くと予想できます。

またVTIが始まって以来の年利は8.76%と驚異的な数字です。(全世界株を上回る)

これを複利で運用する事でさらに資産を増やしていたでしょう。

米国株のデメリット

為替の影響を受ける
アメリカに投資をすると言うことは言い換えれば買う時は円でも評価額はドルによって決まります。
例えば1ドルが150円の時に150万円買ったとします。
その後円高が進み1ドルが100円になった場合指数に変動がなかったとしても評価額は100万円になってしまいます。
逆もありますので一概に悪いことだけではありませんが為替リスクがあることは忘れてはいけません。
アメリカ経済が低迷した場合

アメリカ経済がもしこれから低迷していくとすればそれは今から投資を行うと資産を減らしてしまう可能性はあります。

しかしながら、現状しばらくはやはりアメリカが世界経済をリードしていく構図は変わらないと思います。

また今のままの成長率をこれからも維持し続けられるかという疑問は少しあります。

全世界株

次は全世界株を見てみましょう。

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)

この株式は名前の通り世界全体の株式や通貨に広く分散投資されている投資信託です。

この投資信託一つで世界全体の株式を買うのとほぼ同じになり、分散投資には最も適していると言えます。

eMAXIS Slimの信託報酬は年0.1144%となっておりかなり安い水準です。

組入上位国

アメリカ58.5%
日本5.3%
イギリス3.7%
カナダ3.1%
フランス2.6%

世界全体の約60%はアメリカが占めているという事です。非常に株式市場にも影響があるのがわかりますね。

組入上位業種

情報技術20.2%
金融13.9%
ヘルスケア12.4%
一般消費財・サービス10.7%
資本財・サービス9.0%
アメリカとよく似ていますが世界の60%はアメリカと考えるとそうなってしまうのが当然なのかもしれません。

組入上位通貨

アメリカドル61.7%
ユーロ8.4%
6.1%
イギリスポンド3.6%
香港ドル3.4%
これもアメリカドルの割合が多くなってしまいます。

全世界株式のメリット

世界は人口増加と共に成長し続けている

世界に広く分散されているため、アメリカ経済が衰退してもアメリカ一本に投資するよりもリスクを回避できます。

アメリカに代わる経済成長をする国が今後アメリカに代わる可能性もなきにしもあらずです。

また他の国が急成長した際もその恩恵を受ける事ができます。

また通貨も分散されており優秀。

全世界株式のデメリット

現時点で全世界株式の約60%はアメリカ

全世界株式と言ってもアメリカが主体になっており、やはりアメリカ経済が世界経済を動かしていると言っても過言ではありません。

よってこの指数は今のところアメリカ次第なところはあります。

そしてアメリカが下がれば全世界も下がると言うことです。

まとめ

結局どちらがいいのかというとそれは誰にも分かりませんが今から投資をする場合の私の考えでは全世界株だと思います。

理由は

株式の分散投資ではこれ以上の投資商品はない
アメリカ一本よりもリスクを回避できる
新興国の経済成長も恩恵を受けることができる

しかしながら私は米国株にも投資をしております。

リスクを考えた場合は全世界という事でアメリカが今後経済成長が止まるとは思っていません。

なので私はアメリカにも投資を行っています。

しかしながら全部アメリカもリスクはあると思っているので全世界株式にも投資を行っています。

投資信託であれば毎月1万円や2万円と積立金額を決めてあとは投資タイミングも分散しながら株価の上下に振り回される事なく愚直に継続することが大切です。

投資信託では毎日や毎週など自動で買付をおこなってくれる機能があるのでそれを利用すると便利です。

また投資信託のみで行う場合は積み立てNISAなどの非課税枠を利用する事で効率的に運用することが出来ます。

以上参考になれば嬉しいです。

それでは

コメント

タイトルとURLをコピーしました